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口元を気にする女性

gum disease treatment

歯周病治療

歯を失う原因の1番は歯周病ですが、最初は無痛的に進行してしまい、進んでから気がつく場合が多い病気です。
歯周病は単なる老化現象でなく、色々な細菌が引き起こす疾患です。
当院では、初期の歯周病の診断&生活習慣の改善指導に力を入れています。

歯周病とは…

45

歳以上
過半数の人に
歯周ポケット

歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう病気を歯周病といいます。

歯周病模式図
歯周病とは…

歯周病細菌検査

歯周病は初期の段階では自覚症状がほとんど出ないので、歯肉の出血や腫れをセルフチェックするだけでは不十分で、検査を受けないと正確な診断を行うことはできません。

歯科検査イメージ
歯科検診

歯周病検査の種類

●プロービング検査… 器具を使って歯周ポケットの深さを調べる
●レントゲン検査… 歯を支える骨の状態を調べる
●出血指数検査… 歯ぐきからの出血の程度を調べる検査
●動揺度検査… 歯の揺れを調べる検査
●プラークの染め出し… プラークの付着状況を調べる検査
●細菌検査… 口腔内の歯周病菌を調べる検査

従来の歯周病検査は、プロービング検査のような、歯周病によって歯肉等の形状がどれだけ変化したかを調べる検査が中心でした。
しかし、歯周病がこれからどのように進行するかを予想するには、口の中にどのような歯周病菌がいるかを知ることが必要です。

 

歯をよく磨く人の口内でも、1,000億個以上の細菌が住み、「口内フローラ(細菌叢)」を作っています。
おなかの「腸内フローラ」と同じく、口の中も、菌の種類とバランスが重要。
歯周病やむし歯になりやすい環境かどうかを細菌検査で調べることができます。

細菌
歯科検診

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡

プラークを採取して、位相差顕微鏡にかけると、細菌の様子を生きたまま動画で観察できます。

歯周病細菌検査

歯周病の治療

定期的に検査しながら予防しなければなりませんが、歯周病になってしまった場合は次のような治療を行います。
症状が良くなったり、進行を防止することができますが、歯周病は容易に再発しますので、ご自身でのアフターケアが大切です。

歯科検診

歯石除去

プラークが石灰化して硬くなった歯石は日常の歯みがきでは取ることができません。来院いただいて、スケーラーで除去します。

超音波スケーラー

超音波を用いて歯石を破壊し水で洗い流します。大量の歯石も短時間で効率よく除去することができます。
器具でガリガリ削られるのが嫌いな方にお勧めです。

超音波スケーラー
歯科検診

歯周病レーザー

歯周ポケットにレーザーをあてて、歯周病菌を殺菌し、歯石を除去します。

ND-YAGレーザー

YAGレーザーは、生体組織の水分に対する反応が高く、痛みが少ないのが特徴です。

ND-YAGレーザー
歯科検診

ブラッシング指導

歯みがきは歯周治療の基本です。良い歯ブラシの選び方・持ち方・毛先の当て方・動かし方・力の入れ方など模型を使って指導します。

レッド歯ブラシ
歯科検診

不適合な修復物のやり直し

修復物の適合が悪いとすき間に細菌がたまり、炎症がなくならなかったり再発しやすくなったりしますので、そのような場合はやり直しが必要です。

歯科検診

症状が強い場合の処置

痛みや腫れがひどい場合は、抗菌薬(抗生物質)を処方したり咬み合わせを弱くしたりして症状をやわらげます。また歯の動きが大きく食事に困る場合は一時的に複数の歯を固定する場合もあります。症状の緩和が少ない場合は小手術を行う場合もあります。

‐引用・参考 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

歯周病の治療
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