矯正認定医とは

矯正治療をするのであれば、矯正認定医は最初に選ぶ基準だと思います。                             また診断に必要な頭部X線規格写真撮影装置(セファロ)を有していることも必須条件になります。                                 矯正治療をしたいけど、どこで治療していいかが分からないことがあります。                            診療科目の「矯正歯科」はどの歯科医院でも標榜することが可能なので専門の知識がなく、矯正治療をしている医院もありますし、月に数回、矯正医にアルバイトで来てもらい治療を行っている場合もありますが、装置脱離や傷み等が起きた時など十分な対応ができない場合もあります。                       まず医院名が「〇〇矯正歯 科」「○○歯科・矯正歯科」となっているところは、矯正歯科医院と考えてよいと思います。                            矯正認定医の資格は、大学の矯正学講座において5年以上在籍し、臨床経験を積み、認定医審査に合格した歯科医に与えられています。                  

矯正治療とは

歯並び、口もと、顔のかたちを整え、上下のかみ合わせを、良くする事を、目的にしています。かみ合わせが悪いと、次のような障害が現れることがあります。

1.よく噛めない。
2.正しい発音ができない。
3.虫歯や歯ぐきの病気になりやすい。
4.あごの関節に無理がかかる。
5.心理的影響。

主な不正咬合には、

1.叢生(乱ぐい歯、八重歯、凹凸不正)
2.開咬(上下の歯がかみ合わない)
3.下顎前突(受け口)
4.上顎前突(出っ歯)

などがあります。
 

検査、診断

X線写真、模型、口腔内写真、顔写真などを調べ、治療計画、治療方針が決まります。

自由診療料金表

皆様の負担が重くなりませぬよう適正価格にて設定しております。

 <矯正料金>

・検査、診断料:20,000円

 

・第一期治療(乳歯列、混合歯列期の限局的矯正治療・・反対咬合、出っ歯、前歯の凹凸)


   装置料:150,000~180,000円

   月毎の処置料3,000~5,000円


 ・第二期治療(一期治療から継続して永久歯列治療へ移行した       場合の追加料金)
    装置料:150,000~170,000円

    月毎の処置料 5,000円

 

・永久歯列全体の歯並び治療(小学生高学年~成人)
     装置料:300,000~350.000円

     月毎の処置料  5.000円 

 

 *セラミックブラケットなど審美的ブラケット 

      ・・ 30,000 円加算(上下歯列で)

 *審美ワイヤー・・35,000円加算(上下歯列で)

 

 *ハーフリンガル装置(上顎舌側、下顎表側)

     ・・300,000円加算(処置料6,000円) 

 

・乳歯列の早期初期治療(ムーンシールド)50,000円

                月毎の処置料2,000円

・・治療後、永久歯にかわり、さらに治療が必要な場合、一期治療との差額が必要になります。

 

・アソアライナー 250,000~300,000円(片顎)                                                 月毎の処置料・・4,000円

 

・プチ矯正・・70,000円~

    (月毎の処置料) 3,000円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叢生

 

  顎に対し、歯の大きさが大き過ぎる事が、原因となり、歯の生える場所が不足する為におこります。

治療期間は、永久歯が生え揃う時期、小学校5~6年生から始めるのが最適ですが、成人でも大丈夫です。
とくに問題のある場合は、早期に開始することもあります。
治療期間は、約2年前後ですが、その人の症状や治療に対する協力の度合いで、幅があります。

通院は月1回くらいとなります。

 

反対咬合

 上下の前歯の傾斜に原因があるものと、上顎に比べ、下顎の過成長の為におこる場合があります。

治療時期は、前歯が生え変わる小学校1~2年生頃から始めるのが良いでしょう。

最近は、混合歯列時期から早期治療を始めることもあります。

治療期間は、あごの成長が、身長の伸びが止まる頃まで続く為、男子では高校2~3年生、女子は中学2~3年生頃まで、経過観察も含めて必要になります。

通院は1~2か月に1回ぐらいとなります。



 

 

 

  反対咬合の治療装置

開咬

指しゃぶり、舌癖、上下の顎の発育不正などによって、おこります。

治療期間は前歯が生え変わる小学校1~2年生頃から、始めるのが良いでしょう。

治療期間は、男子は高校2~3年生、女子は中学2~3年生ころまでかかります。

通院は1~2か月に1回ぐらいとなります。

 開咬の治療

 

 

上顎前突

 指しゃぶり、口呼吸、舌癖などにより、上顎の前歯が突出した場合と、上顎の過成長、下顎の劣成長による場合があります。

治療期間は、上顎の過成長の場合、上顎全体の成長を抑制する必要がある為、小学校2~3年生頃から、前歯の傾斜だけの場合は、治療年齢の幅は広くなります。

通院は1~2月に1回ぐらいとなります。

 

 上顎前突の治療

 

口腔筋機能療法MFT

歯並びは、舌の力や頬、唇の力のアンバランスや、指しゃぶり、舌癖、口呼吸等の悪臭癖の影響を受けてしまいます。
例えば、ものを飲み込む時、舌を前歯を押しだすような癖があると、前歯が前に突出し、出っ歯になったり、前歯が噛み合わない開咬といった状態になってしまいます。
このような症状の見られる方は、矯正治療と並行して、訓練が必要になってきます。

矯正用ブラケットの種類

ブラケットに使われている主な素材は、メタル(金属)のほか、審美的なプラスチックやセラミックあります。
素材特性には長所と短所があります。

マルチブラケットの種類

  メタルブラケット
見栄えはあまりよくありませんが、最近では金属の特性をいかし、薄くて丈夫な高機能のものもあります。特徴としては、金属のブラケットはワイヤーとの摩擦抵抗が少なく、歯の動きがスムーズになるため矯正期間の短縮や、比較的費用が安いなどがあげられます。また、装置に付く汚れがわかりやすいので、ブラッシングしやすいなどの利点があり、最終仕上げも美しく、今でも最も一般的に使われています。

審美的ブラケット
硬質のプラスチックで歯よりもわずかに柔らかく、ワイヤーが通る部分だけ丈夫にしてある構造の物です。硬質レジンというプラスチックの一種に、グラスファイバーやセラミックを混ぜてより透明感を出した上で、歯よりもわずかに柔らかく作ってあり、万一接触しても、歯を傷つけないように出来ています。プラスチックとは言え、非常に高価で付加価値の高い物ですから、メタルブラケットよりも若干費用が高くなることもありますが、透明な装置の為、歯につけてもあまり目立ちませんので、表側からの治療でも見た目を気にせずに治療が受けられます。治療期間はメタルブラケットを用いた場合とほとんど変わりませんが、より美しい仕上げは、メタルブラケットに軍配が上がるようです
 

 

審美ワイヤー

①審美ワイヤーとして、白いワイヤーを使った矯正治療です。
歯につけるブラケットという装置も、セラミックやプラスチックを使用します。
このワイヤーは、矯正ワイヤーに白い樹脂でコーティングを施したものです。
機能は変わりませんので、矯正効果を保ちながら、見た目に配慮した治療法です。

②審美性に優れたゴールドワイヤー
ゴールド色は可視光線において暖色系光線に対しての反射率が高く明るく見える特徴がありますので、口腔内に装着することにより“見栄え”が明るくなり全体として矯正装置が目立たなくなります。

リンガルブラケット(見えない矯正)
装置を表側ではなく裏側につけるため、見た目には矯正をしていることは全くわかりませんので、目立たなく治療をすることができます。しかし表側からの矯正に比べて、費用が高い、矯正期間が長くかかる、しゃべりづらい、歯磨きがしずらい、歯並びの仕上げが甘くなるなどのデメリットもあります。最終仕上げの3~4ヶ月間、表側に装置を付けることを前提にして始める場合もあります。

【プチ矯正】

見えない透明な矯正装置 アソアライナー®(旧名:クリアアライナー)

アソアライアナーやアクアシステムなどのマウスピースで治療できる症例は簡単な不正咬合です。重なり合った歯がでこぼこの隙間のない歯列で、その程度が軽度なものが適応です。

 
アソアライナーとは、マウスピース型の可撤式矯正装置です。装置の作用原理は、材料の弾性を利用し矯正力を必要な部位に加えることで歯を移動させる仕組みです。通常約1ヵ月に一度の間隔で印象採得を行い、その都度アライナーを製作し矯正力をかけていきます。
     
欠点は、大きな歯牙の移動ができず、通常の装置と比較し、仕上げも甘くなるようです。
  適応症
・軽度のローテーションの改善
・小さな空隙閉鎖(ディスクレパンシー4mm以下の小さなもの)
 軽度な上下顎間関係の不調和
 
 

 

ムーンシールド

  3歳児検診時の反対咬合に対応できる機能的顎矯正装置

 

 

ムーンシールド
【作用機序】

上口唇圧を排除し、口唇圧のバランスを整える。

低位舌を改善し、高位で機能させ、逆被蓋の改善を促す。

【効能】

反対咬合治療を目的とした歯列矯正材料。

本品を装着することによって顎が正常に成長するように促すものである。

【適応】

乳歯列期(3歳~4歳くらい)の反対咬合に使用する。

【使用方法】

試適:上顎歯列、舌小帯などの適合をチェックし、不適合部の調整を行う。

装着:装着は就寝中とする。これを約1年間継続して使用させる。

保管:本品を装着していない時は、リテーナーケースに入れて


この装置は、乳歯列反対咬合を早期に治療開始する

ためのもので、それなりの効果があるようです。

ムーンシールドのみで反対咬合改善した症例